【畑トンネル】3つの噂
埼玉県飯能市にある、畑トンネル
通称「化けトン」とも呼ばれている場所であり、かの稲川淳二氏もこのトンネルを訪れるほど、有名な心霊スポットだ。
ここは都市伝説で有名な「人面犬」発祥の地とも言われている。
現在このトンネルは使用されておらず、放置状態になっている。
トンネル周辺は冬でもないのに気温がとても低く、霧が立ち込めていて、とても視界が悪い。
霧の帳の中、うっそうと生い茂っている草木をくぐり抜けた先にある畑トンネルは、
まるで現世とは隔離されているような、どこか寂しい雰囲気と、どこまでも続く深い闇に吸い込まれてしまうような恐怖に包まれる。
その不気味な外観に見合うだけの恐ろしい怪奇現象が数多く報告されている。
過去に畑トンネルの近くで起きた事故で亡くなってしまった子どもがおり、その子の手を引いた母親の幽霊がトンネルまでの道中のカーブミラーに映り込んだり、旧日本兵の幽霊の目撃証言の他、見知らぬ老婆が話しかけてきてすぐに消えてしまったという話もある。
以前にトンネルに肝試しに訪れた女性が、トンネルに入り、トンネルの出口で錯乱してしまったという報告も存在する。
トンネル壁の上部には白いシミが無数にあり、それが人の顔に見え、こちら向いて微笑みかけてくるそうだ。
実際に訪れた人の証言によると、トンネル内は明かりを照らしても奥が真っ暗で、底知れぬ恐怖に支配されて、常に後ろに何かいるような感覚になり、途中で絶対に後ろは振り向けないと言う。
不気味な噂が絶えないこの場所には、肝試しに訪れる人が稀にいるようだ。
肝試しという安易な気持ちでくるような所ではない。
落書きが少ない心霊スポットは本当に危ないと言われているが、この畑トンネルは落書きの数はとても少ない。
ここには絶対に行ってはいけない。
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